八幡図書館

   八幡図書館レファレンス事例


〔Q〕北九州市域で起きた災害について調べたいのですが、どのような資料がありますか。

〔A〕北九州市域も過去には様々な災害に見舞われています。特に多いのが水害です。
1953(昭和28)年の大水害では千人を超す方が亡くなられ、写真集や水害調査報告書が出版されています。江戸時代までの災害については『福岡県近世災異誌』、昭和初期までは『福岡県災異誌』が参考になります。「近三百餘年變災紀年」(『門司郷土叢書 第6巻』)は門司と小倉の変災(風・雨・水・火難など)の年表です。最近の災害については新聞記事での調査も有効です。気象庁の『気象年鑑』なども気象記録としてご活用ください。
災害の最新情報はインターネットで「防災情報北九州」をご覧いただくのが便利です。

◎参考資料
・『福岡県近世災異誌』 立石【ガン】/編著 「福岡県近世災異誌」刊行会 1992年 <K451/タ> 
・『福岡県災異誌』 福岡測候所/編 福岡測候所 1936年 <K451/フ>
・『門司郷土叢書 第6巻』 門司郷土叢書刊行会/編 国書刊行会 1981年 <K080/モ/6> (717〜756頁)
・『昭和28年北九州大水害写真集』 北九州市総務局総務課/編 北九州市 1984年 <K369/キ>
・『西日本豪雨水害写真集 昭和28年7月』 福岡県/編 福岡県 1953年 <K451/フ>
・防災情報北九州 http://kitakyushu.bosai.info/hinan/index.html(2021年6月5日)